こんにちは、ハシヒロコです。
スマホが普及したこともあってか、今どきはTwitterやインスタグラムなどのSNSが日常の一部になりましたね。
SNSに投稿するのが、毎日ご飯を食べるように、当たり前のことになっている人も多いのではないでしょうか。
では、ブログはどうでしょう。
ブログは知っていても読む側であって、自分のブログは持ったことがない人のほうが多いのではないでしょうか。
ましてブログが副業になるなんて?
今回はブログ副業についてです。
ブログで副業とは
ブログについては、今更かもしれませんが、一応少しだけ。
ブログとはウェブ[Web]とログ[log=(航海)日誌]を合わせたWeblogという単語を省略した呼び方で、日記のように時系列に沿って記録を残すことができるウェブサイトのことを言います。
アメーバブログ、はてなブログなどの無料ブログサービスが有名ですが、少しの費用でサーバーやドメインを自分で自由に手配することもできます。
ブログで副業をするというのは、自分のブログで商品を紹介したり、広告を載せたりして報酬を稼ぐことを言います。
始めるにはどうすればいいの
ブログ副業を始めるには、まずは自分のブログを用意します。
ブログが用意できたら、記事を書いて、そこで商品やサービスなどを紹介していきます。
と言っても、例えば、あなたが〇〇ブランドのAという商品が好きだからと、自分のブログで紹介する記事を書いたとしても、それだけでは1円のお金にもなりません。
紹介でお金を稼ぐには、アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)というところに登録する必要があるんです。
アフィリエイトとは「成果報酬型広告」のことを言います。
アフィリエイトとは成果報酬型の広告システムのことです。
メディア(ブログやサイト)を持っている個人や企業が広告主の商品やサービスを自分が運営しているメディアで紹介します。
そのメディアから商品の購入やサービスの利用がされると広告主から成果報酬を受け取ることができます。
ASPで扱っている広告と提携すると、その広告のバナーなどを自分のブログに貼り付けることができます。
ブログを見た人が、そのバナーをクリックした先で商品やサービスをを購入すると、報酬が得られる仕組みです。
または、広告がクリックされるたびに報酬が発生するというものもあり、こちらは「クリック報酬(課金)型広告」といいます。
稼げる金額はどのくらい
クリック報酬型で代表的なGoogle AdSenseだと、1クリックあたり平均20~30円ですが、ジャンルによっては100円以上のものもあり、1000円以上になることもあります。
アフィリエイトの場合、扱う商品・サービスやASPによっても変わりますが、数十円~数万円超とかなり差があり、100万円というものもあったりします。
ただし、どちらの広告もブログをただ見てもらっただけでは何の報酬も発生しません。
クリックされなければ、購入してもらえなければ、いつまでたっても0円です。
・・・って思いましたね?
ところが、そうでもないようなんです。
これはアフィリエイトマーケティング協会の「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2016」から引用したものです。
2019年度データより表がわかりやすかったのでこちらを載せていますが、2019年度のも知りたい方はこちらで見られます。
このデータから、1か月の収入が5,000円未満の人が全体の50パーセント以上で、さらにその中でも半数近くは収入0円、ということがわかります。
ほら、やっぱり稼げないんだ。
・・・そうなりますよね。
ところが、次のデータを見てみましょう。
このデータによると、アフィリエイトを始めてから、
- 1年未満の人は…
- 約半数がアフィリエイト収入0円です。
- 1年以上になると…
- アフェリエイト収入0円の人は18パーセント以下です。
- 50パーセント以上の人が1か月に5,000円以上稼ぎ、しかもその中でも大部分の人は1万円以上稼いでいます。
- 2年以上になると…
- アフェリエイト収入0円の人は約7パーセントです。
- 約50パーセントの人が1か月に5万円以上稼いでいます。
- 3年以上になると…
- アフェリエイト収入0円の人は約8パーセントです。
- 約50パーセントの人が1か月に10万円以上稼いでいますが、なんとその中の更に半数近くは100万円以上稼いでいます。
100万円を1か月で、ですよ!
どんな気持ちなんでしょうね、ふふふ…ウラヤマシイ。
…まあそれはともかく、このデータから見て取れるのは、アフィリエイトを続けている年数が長くなるほど、稼げる人の割合が増えているということです。
しかも、年数に比例して稼げる金額も多くなる傾向がありますよね。
ブログアフィリエイトのデメリット
ただ、裏を反せばアフィリエイトを始めて1年未満の人の半数は収入が得られていない、ということですし、2年以上続けている人も約40パーセントは1万円未満の収入です。
つまり、ブログアフィリエイトのデメリットは「結果が出るまで時間がかかる」という点です。
これには以下のような理由が考えられます。
報酬は、ブログに来てくれた人がアクションを起こすことで発生する仕組みですが、その前に皆さんどうやってそのブログを知ったんでしょう。
例えばあなたは、このブログにどうやってたどり着きましたか。
元をたどれば、何かを検索した結果からだったんじゃありませんか。
そして、その検索結果は最初のページか、せいぜい2ページ目にありませんでしたか。
そうなんです、お目当ての何かを検索する場合、ほどんどの人は検索結果の最初のページくらいしか見ない、そしてその中の1番目~3番めが圧倒的にクリックされる割合が高いんだそうです。
アメリカのInternet Marketing Ninjas社が2017年のCTR(クリック率)調査結果として発表しています。
Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study
これによると、1位から3位だけで全体の40パーセントを占めていますが、その一方で8位以下は20位まで、どんぐりの背比べな上に全部で束になっても20パーセントにも届きません。
つまり2ページ以降に載っているなら、クリックされることはほとんどないということですね。
どのサイトをを検索結果の上位に持ってくるかはGoogleが判断していますが、Googleに評価されて上位表示されるサイトになるまでには、手間も時間もかかります。
結果、報酬が発生するまでに時間がかかってしまうのです。
このデメリットがあだとなるせいでしょうか、約半数の人はブログアフィリエイトを結果が出ないまま1年未満でやめてしまいます。
稼げるようになるまで続けるのが難しい、というところが、ブログアフィリエイト最大のデメリットかもしれません。
ブログアフィリエイトのメリット
ではブログアフィリエイトのメリットはなんでしょう。
まず、ブログアフィリエイトはコストがゼロ、またはごく少額(月1,000円程度~)で始めることができます。
そして在庫や暴落などのリスクとも無縁です。
ライティングの経験がなくても、記事を書き続けるうちにスキルとして身に付きます。
かけた労力を形にして残せるという点もあげられます。
Twitterなどに代表されるフロー型と呼ばれるメディアは、最新の情報がリアルタイムで手に入るところが優れているのですが、反面過去の投稿はどんどん流されて(フロー)いってしまいます。
過去の投稿を探したくても検索に非常に手間がかかり、見つけられない場合もあります。
対して、ブログなどのストック型と呼ばれるメディアは、コンテンツは時系列にどんどん蓄積されていきます。
0からスタートしても書いた分だけ確実にコンテンツが充実していきますので、時間が経つほどブログが育っていきますし、過去記事の検索も簡単にできます。
コンテンツのボリュームや更新頻度もGoogleの評価に影響するので、時間が経つほど有利になれるということでもあります。
ブログアフィリエイトを続けていくほど収入が増える傾向にあるのも、こういう特徴があるからでしょう。
一度安定して成果が出るようになったブログは、その後は少ない更新でも十分稼ぎ続けてくれるようになります。
ブログが資産になると言われているのは、この点にあります。
まとめ
ブログ副業は収益が出るまで時間がかかるのがデメリットですが、それでも中には、始めて1年未満で100万円以上を稼ぎ出す人もいます。
やり方次第で収益化までの時間を縮めることは可能なようです。
メリットのほうがずっと多いですから、ぜひ自分のブログを作って始めてみてはいかかでしょう。
ほぼノーコスト・ノーリスクなのにハイリターンが狙える、レアな副業と言えるかもしれません。
ライティングを副業にしたい方は、ブログがあると文字単価UPの交渉にも使えますから、一石二鳥ですよ。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
ハシヒロコでした。